甲子園に出場している京都国際高校。
その校歌が韓国語であることから、京都国際高校の校歌を聞きたくないとの批判があがっています。
なぜ京都国際高校の校歌はここまで批判されているのでしょうか?
この記事では、そんな京都国際高校の校歌が聞きたくないと批判される理由をご紹介します。
京都国際の校歌が批判される理由
京都にある京都国際高校。
そのため校歌も韓国語となっており、驚いた人も多いのではないでしょうか。
そんな京都国際高校の校歌は、次のような理由で批判されているようです。
①歌詞に反日の要素があるから
京都国際高校の校歌が最も批判されている理由は、その歌詞です。
京都国際高校の校歌の冒頭には東海(トンぺ)という言葉が出てきます。
“東海”は日本海を意味する韓国語で、韓国は“東海”を国際的な呼称にするよう世界に呼びかけています。
政治的なしがらみもありそうだね…
そのため、NHKは京都国際高校の校歌を放送する際に、“東海”を「東の海」と表示したうえで、
『日本語訳は学校から提出されたものです』
というテロップも付け加えていました。
つまり、NHKにも京都国際高校の韓国語の校歌を良く思っていない一面があることは事実だと言えるでしょう。
②議論したが変更されなかった
そんな京都国際高校の校歌の歌詞ですが、やはり“東海”の部分が物議を醸していたようです。
同校が選抜出場を決めた直後から関係者の間で物議を醸していた。
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/64651
実は、2021年に初めて京都国際高校が選抜に出場した際に、教頭が「校歌を変更すること」にも言及していました。
近い将来、校歌を変えたほうがより良い学校運営につながるのであれば、今の子供たちに合った新しい校歌を作る考えがあります
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/23425
しかし、結局のところ校歌が変更されることはありませんでした。
中には、
- 文科省命令で変更できるのでは?
- 変更しないのであれば甲子園出場を取り消すべき
などの意見も。
日本にとって特別な想いが詰まった甲子園のため、さまざまな意見があるようです。
③そもそも日本語の校歌であるべき
また、京都国際高校はもともも在日韓国人向けの学校でしたが、平成15年に法律的に“日本の学校”として認可されています。
この時点で校歌を日本語にするべきだったとの批判の声も上がっています。
何か理由があって韓国語のままなのか…いろいろな憶測も広まっているようです。
京都国際高校の日本人の割合は?
このように校歌が聞きたくないと批判されている京都国際高校ですが、そもそも日本人生徒はどれくらいいるのでしょうか?
2021年の情報になりますが、Wikipediaには次のような記載がありました。
生徒の内訳としては、2021年3月時点で全校131名のうち日本人が93名、在日韓国人が37名であった。
また、日本人生徒のうち40名が野球部員であった。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/京都国際中学校・高等学校
つまり、京都国際高校の生徒の半分は日本人であり、野球部もほぼ日本人の生徒から成り立っているようです。
野球の強豪校として入ってくる日本人生徒が多いんだね
ちなみに野球部の小牧憲継監督も京都出身の日本人です。
このような状況だからこそ、京都国際高校の校歌への批判に対しては、擁護の声も多いようで…
京都国際高校の生徒を心配する声も
ご紹介したように京都国際高校の校歌は韓国語ですが、野球部の生徒にとっては無関係です。
SNSでは、そんな京都国際高校の生徒をかばう声もあがっていました。
デリケートな問題だからこそ様々な意見があるようですが、生徒たちの活躍は温かく見守りたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。