奈良県知事の山下真さん。
「日本維新の会」公認の知事として話題ですが、そんな山下真さんの評判にはどんなものがあるのでしょうか?
そこで、山下真さんの良い評判と悪い評判についてそれぞれご紹介していきます。
山下真の良い評判
奈良県議会、昨年度の決算不認定
— 山下まこと (@yamashitamakoto) October 23, 2024
知事の予算執行停止めぐり
県政史上、これまで例のない決算の不認定となりました。反対したのは自民党、公明党、立憲民主党等。
これらの党は荒井前知事の与党。前知事時代の訳の分からない公共事業を復活して、利権を温存して欲しいみたい。 pic.twitter.com/EGwIb42vAP
奈良県知事として活躍されている山下真さんですが、2024年の調査では「評価する」と答える人の方が多いというデータもあります。
山下知事を「評価する」と回答したのは47.1%で、「評価しない」の35.7%を11.4ポイント上回った。
https://www.nara-np.co.jp/news/20240424211042.html
このように評判が良い山下真さんですが、なぜ評判が良いのでしょうか?
①吉村洋文からのお墨付き
2023年に奈良県知事に就任した山下真さんですが、「日本維新の会」の公認を受けての当選でした。
実は「日本維新の会」公認の知事は、大阪府の吉村洋文さんに次いで2人目でした。
https://www.ktv.jp/news/feature/230410-3/
そして、そんな山下真さんは、吉村洋文さんから称賛を受けたことでも有名なんです。
日本維新の会代表も務めている吉村洋文さんは、自身のSNSで
公約を実現すべく前進する山下知事、凄いよ。
と山下真さんを凄いと褒め称えていました。
具体的に吉村洋文さんは、山下真さんの公約を次々に実現していく姿勢に感銘を受けているようです。
②徹底した財政改革
山下真さんは、就任直後に徹底した財政改革を行なったことでも話題になりました。
前知事時代に決まっていた複数の大型プロジェクトについて、山下真さんは
なぜ実施が決まったのか経緯が不明確。
費用対効果も検証されていない。
ときっぱりと否定し、就任1ヶ月で20以上の主要事業の中止・縮小を進めました。
山下真さんが中止を決めたプロジェクトの一例がこちらの画像です。
NHKニュースより
この山下真さんの見直しによって、財源74億円が浮いたとのこと。
もちろん、自治体トップからは批判の声も多く上がっていたようですが…
一方で地元住民からは、山下真さんの財政改革に期待もあったようです。
実際に山下真さんは、削った財源を活かして奈良県の高校授業料を実質無償化したという実績も。
すごい!うらやましい!
③弁護士資格を持つエリート
そんな山下真さんですが、弁護士資格を持つエリートでもあります。
https://yamashitamakoto.com/
実は歴代の奈良県知事は、官僚や県職員の出身者ばかりでした。
そんな中で2023年に初当選を果たした山下真さんは、
- 東京大学文学部を卒業
- 新聞記者になるも、弁護士を目指して退職
- 京都大学に編入
- 2000年に弁護士登録
という異例の経歴を持っています。
京都大学に編入した際は、警備員のアルバイトをしながら猛勉強していたとのことで、庶民的な感覚も持ち合わせているようです。
山下真の悪い評判は?
そんな奈良県知事・山下真さんですが、悪い評判もあるようです。
具体的には、次のとおりです。
①KPOP無料ライブ企画が炎上
https://x.com/Aikoro2672251/status/1868782330330202504
奈良公園では、2025年10月に韓国アーティストによるコンサートイベントが予定されています。
このイベントは韓国との文化交流をメインとして、無料コンサートも行われるとのこと。
そして、このイベントにかかる事業費は約2億7000万円。
このことに対して、世間からは批判の声が相次いでいます。
- 伝統ある奈良県がなぜKPOPライブをするの?
- こんなイベントより県民にお金を回してほしい
- 1日のイベントに2億7000万ってどうかしてる
山下真さん曰く、
奈良らしい場所でお客さんに残る印象も強い。
奈良のファンが増える効果も期待できる。
とのことですが、奈良県民以外からも批判の声が続出する騒ぎとなりました。
そして実は山下真さんは、公共事業の見直しで奈良の歴史的な祭りを廃止しています。
そのため、日本よりも韓国の文化を優先しているのでは?と言われてしまっているようです。
②国籍への疑惑
そんな山下真さんですが、一部の人たちからは国籍に対する疑惑を持たれているようです。
詳しくはこちらの記事にまとめています。
③過去の情報操作疑惑
山下真さんは、奈良県知事になる前に生駒市長を務めていましたが、当時にランキング操作をしたという疑惑も。
すでに多くの方が指摘されてますが、維新・山下まこと氏(奈良県新知事)のグラフ、
— 個人事業主(#゚Д゚)y-~~ (@boty02563682) April 20, 2023
「住みよさランキング」にもカラクリがあることが判明しました。
グラフでは、「令和元年(2019年)」にガクンと順位が下がってますが、これは算出指標の大幅変更があった影響によるもの。
ひどい印象操作ですよ。 pic.twitter.com/GHNH9y4PcU
疑惑が生じているのは、「住みよさランキング」という東洋経済が発表しているランキング。
山下真さんはその事実に触れることなくチラシやSNSでこのランキングを引用していたとのことで、批判の声があったようです。
まるで革命家のように奈良の行政を大きく変えた山下真さんですが、このように数々の疑惑も生じてしまっているようです。
引き続き注目ですね。