5月5日にJR京都駅で見つかった“四塩化一黄酸”。
何やら危険な薬品のような雰囲気ですが、四塩化一黄酸(ししおかいちおさん)は実在しない薬品です。
実は四塩化一黄酸はヨットチームの名前で、人の名前をもじってつけられたものなんです。
この記事では、そんな“四塩化一黄酸”についてご紹介します。
四塩化一黄酸は実在しない!
5月5日にJR京都駅で起こった不審物騒ぎ。
四塩化一黄酸と書かれたリュックが見つかり、危ない薬品が何かなのでは?と警察が出動する騒ぎとなりました。
しかし、四塩化一黄酸という薬品は実在しません。
実は四塩化一黄酸はヨットチームの名前で、メンバーである完岡市雄(ししおか いちお)さんの名前をもじったものだったんです。
四塩化一黄酸はヨットチームの名前
四塩化一黄酸は、ヨットレースの出場記録が多く残っているようです。
琵琶湖や沖の島のレースに出場していますね…!
その他、webで四塩化一黄酸を検索すると過去のレース出場記録が見つかるようです。
では、なぜ四塩化一黄酸という薬品のような名前がつけられているのでしょうか?
四塩化一黄酸は人物名をもじったもの
実はこのヨットチーム「四塩化一黄酸」には、
完岡市雄(ししおか いちお)さん
という方が所属していることが分かっています。
つまり、
- 四(し)
- 塩(しお)
- 化(か)
- 一(いち)
- 黄(お)
- 酸(さん)
と完岡市雄さんの名前をもじっていたわけですね!
しかも、どうやら完岡市雄さんは病院の先生のようで、あえて薬品に似た名前をつけたのかもしれませんね!
最後に“酸(さん)”をつけるあたりが、完全に狙ってますよね…!
ちなみに完岡市雄さんは、京都府宇治市にある完岡医院で院長を務められているようです。
この四塩化一黄酸はチームのため、必ずしもリュックの持ち主が完岡市雄さんとは限りませんが…
おそらく四塩化一黄酸は京都を拠点として活動されているのかもしれませんね。
四塩化一黄酸に迷惑と批判の声も
そんなヨットチーム・四塩化一黄酸ですが、今回の騒ぎで迷惑だと批判の声も上がっています…
さまざまな事件がきっかけで最近は電車内での危険物に皆が敏感になっており、
そんな中での「四塩化一黄酸」は確かに驚いてしまいますよね。
特にGWという時期が良くなかったですよね…
まさか四塩化一黄酸のメンバーたちも、自分たちのつけた名前がここまでの騒ぎを引き起こしてしまうとは想定外だったでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。